HeFengはコロナとプラズマ処理装置の専門メーカーであり、表面処理業界における豊富なノウハウと経験を積み重ね、それを活用して世界中のお客様に良質な製品と最善の解決策を提供いたします。金属、プラスチック、ガラスなど幅広い素材や、作業環境、業界要件に柔軟に対応します。
コロナ処理は、さまざまな処理基材の表面張力を高める表面改質技術です。高周波・高電圧のコロナ放電で処理することで、基材表面にぬれ性(ぬれ張力)が向上、同時に印刷特性、コーティング特性、貼り合わせ特性等が著しく改善されます。
コロナ処理は誘電体バリア放電(DBD)として知られ、主にプラスチックフィルムやシートの表面処理に使用される技術です。インキ印刷、接着(ラミネーション)、コーティングなどの前処理や、ブローフィルム/キャストフィルムの二次加工、アルミ箔などの油膜除去、防曇効果、そして添加剤の表面ブリード促進などの代表的な用途があります。
プラズマは物体の第四の物質状態であると言われます。プラズマ処理機は空気中の酸素分子を放電させることでイオン化させ、酸素原子を励起させ、酸素イオンと自由電子を含むプラズマを発生させることである装置です。 プラズマ中のイオンや電子が基板材料の分子と反応して親水性の官能基を生成します。表面に親水性官能基が形成されると、接着性やぬれ性が向上します。プラズマ処理をすることで、材料の表面接着特性を改善し、幅広い素材の前処理に用いられます。そこで、基材表面処理はほとんどすべての工業分野に用いられます。
最適なコロナ放電エアギャップ1~1.5mm
コロナ処理またはプラズマ処理の前に、処理する基材に表面処理が必要かどうかを判断するために、材料の表面張力をテストする必要があります。 ダインペン、コロナテストペンは一般的な試験方法です。
ダインペン先を対象基材の表面に均一に塗布し、ぬれが2秒以上に保つ、その線が収縮せずにしっかりしていれば、対象基材の表面張力はテストペンの数値に達します。その一方で、線が縮んで2秒以内に液滴になる場合は、対象基材の表面張力はテストペンの数値に達しません。低いダイン数のダインペンで順次テストし判定していきます。
高い接触角 密着性が悪い 濡れ性が低い 印刷効果が低い
低い接触角 良好な接着性 高い濡れ性 良好な印刷効果